ARモデルの簡単な作り方
ドット絵をARで表示するには画像を3Dモデルに変換するとよいでしょう。つまり、画像であるpngファイルから3Dモデルであるgltfファイルに変換するのです。その変換がこちらのウェブアプリで無料でできます。
インストール不要かつ登録不要で使用できます。
基礎知識について
pngファイルとは
画像ファイルの形式の一つです。ご紹介するサイトはpng画像に対応しています。32×32のような小さいサイズのドット絵を用意しましょう。
gltfファイルとは
AR表示に必要な3Dモデルのファイル形式の一つです。gltfファイルはandroidのスマホでのAR表示に対応しています。iPhoneでのAR表示はusdzという形式が必要になるためgltfファイルではAR表示はできません。
ウェブアプリの使い方
基本的にファイルを選択するだけです。選択した後は自動的に行われます。
ファイルを選択ボタンをクリックして、好きなファイルを選択することもできますが、ここではサンプル画像を使って試してみます。
サイト下部にあるサンプル画像をクリックします。なぜか両方ぼやけていますが気にしないでおきます。右側のネコちゃんをクリック。
ローディング画面のあと、灰色の何かが表示されました。
これをくるりと回してみますと、ネコちゃんモデルの登場です。
写真では分かりにくいですが、ぐりぐり360°動かすことができます。AR表示対応の機種をお持ちでしたら、ここでそのままAR表示することもできます。
右側のダウンロードボタンを押すとダウンロードできます。
注意点
このウェブアプリはまだアルファ版であるようです。アルファ版は開発中であるという意味です。そのため、今のところ複雑な画像には対応していないようです。実際自分で作成したゆるキャラを変換しようとしてもダメでした。また、AR表示したときに思わぬサイズ感となっていることがあります。開発の進行を気長に待ってみましょう。
今使っているスマホはAR表示に対応している?いない?
android AR対応機種
英語なんですが、スクロールしていくと対応機種のリストが見つかります。「メーカー、機種、備考」の順に書かれています。
iPhone AR対応機種
ずっとスクロールして「拡張現実に対応しているiOSデバイスとiPadOSデバイスはこちらです」に一覧があります。
コメント